<練習-1>
- D は、A に向けて少し浅めで浮いたボールを球出しする。
- A は、クロスにアプローチを行う。
- D は、そのボールをストレートの浅めのロブを上げる。
- B は、そのボールを角度をつけて、 C がキャッチできるような位置にスマッシュを打つ。
- C は、そのボールをストレートの浅めのロブを上げる。
- A は、そのボールを角度をつけて、 D がキャッチできるような位置にスマッシュを打つ。
- そのまま続く限りラリーを続ける。
【良いアプローチ】
- 弾まないボール
相手が一番パスを打ちづらいのは、膝より低いボールだ。その意味でスライスは有効に働く。
- 相手を走らせるボール
走りながらのパスはコントロールがつけづらい。スライスにサイドスピンをプラスするのも有効。
- 深いボール
深いということは、相手のパスを打つ距離が長くなることなので有効である。ダブルスの場合、浅くても弾まなければ、前進しながらのパスは難しいので有効だ。
- 打ったあとの体のバランスがよい
どんなに良いアプローチを打っても、打ったあとの体勢が乱れていては全く意味がない。ここでもスライスは有効である。
【悪いアプローチ】
- 球速が速く、相手が構えて打てるボール
一見、速いボールはアプローチに有効なように思われがちだが、相手に十分構えてパスを打たれてしまっては、自分の準備が整う前にパスを打たれてしまうパスの絶好球である。
速いボールを打つなら、アプローチ・エースをとるか、相手を走らせて、やっと届くところにコントロールする必要がある。
- 高く弾むボール
相手に高い打点でパスを打たれてしまっては、簡単に抜かれてしまう。相手の待っているところにグリグリのスピンは最悪。スピンをかけるなら、アングルをつけ相手をコートの外に追い出し、オープンコートを作れば良い。
- アプローチは走りながら打つのではなく、打点の前で一旦止まり、ボールを打った勢いで再び走り出す、いわゆるストップ
& ゴーのモーションを行う。
- 各人、相手のキャッチしやすいコースに正確にボールをコントロールする。キャッチしやすいコースにコントロールできれば、キャッチしづらいコースへのコントロールも上手になる。
- ロブがクロスの人に上がってしまった場合、スマッシュはストレート方向に打つ。つまり常にボールに角度をつけてスマッシュする。
- スマッシュは、体を横に向け、左手を伸ばしてボールをキャッチするように後退し、打つ瞬間は肩と一緒に腕を回す。
- 深く上がってしまったロブは、強くスマッシュするのではなく、スピン・スマッシュにしたり、ハイ・ボレーにしたりして、深めのボールをつなぐ。
<練習-2>
- サービスをアドバンテージサイドに変えて同様に練習を行う。
<練習-3>
- D は、アプローチされたボールを一旦A の足元に沈め、A はローボレーを
D に深く返球し、そこからロブを上げる。
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