特殊ゲームによる並行陣の練習

No.011
対照人数:4
難度:★★★☆☆

 

【練習の目的】

 サーバー、リターナーを強制的にネットダッシュさせることによって、並行陣の練習を行う。

<練習-1>

  • A は、2nd サーブのみを打ち、必ずネットダッシュする。
     リターン側の選手は、サーバーがネットダッシュをしなかったのを発見したら、申告し、自分たちの得点とする。
  • C は、必ずリターンダッシュする。
     サーバ側の選手は、リターナーがネットダッシュをしなかったのを発見したら、申告し、自分たちの得点とする。
  • 上記以外は通常と全く同じルールでゲームを行う。

    • C は、リターンエースを狙いに行くのではなく、確実に A の足元に沈める。
    • A は、サーブを打つ前から、足元に沈む低いボールを予期し、ひざを曲げ、低い体勢でボレーに入る。
    • BD は、ただ立っているだけではなく、1球ごとに攻めのポジションと守りのポジションを往復する。
    • センター中心に攻め、サイドがあまくなったところを見計らって、ワイドにきめるのが基本。はじめからワイドに攻めてもポイントはとれるが、確率は低い。
    • サーブのコースは、2nd サーブなので、おおかたボディーからセンターを狙い、ワイドは見せ球か、よっぽどカウントの良いとき意外は狙ってはいけない。特にデュースサイドのワイドは、少しでもあまくなれば簡単にリターンエースを喰らう。
    • サーブが1本のみというプレッシャーは、本番の試合に準ずるものがあるので、反復練習することにより、プレッシャーを克服する。
    • この場限りで終わってしまっては無意味です。本番の試合で、2nd サーブのシチュエーションになったら、この練習を思い出し、積極的にネットをとりましょう。

<練習-2>

  • さらに条件を付け、CA の足元にリターンがかえらなければ失点とする。つまり、A に対してネットより低い位置でボレーをさせなくてはならない。
  • リターン時のみ、B はポーチ禁止とする。