某女子大生さん 2002年 8月の参加
ビンス・友子さんへ
オーストラリアから帰ってきて二週間近くがたち、毎日非常に忙しい日を送っていま す。そのあいまをぬってテニスに勤しんでいるのですがテニスをしていると、オーストラリアでの体験が頭に浮かんでくることがよくあります。
教えていただいた技術面でのポイントを、ノートに書き留めていたのでそれを読み返しては自分なりに練習しています。そういう技術面でのadvanceもさることながら、ビンスに教えられたmental面でのアドバイスは本当に貴重なものだったと今、実感しています。以前の私だったらイライラしたり、悲観的になったりしていた所でまず自分の表情からリラックスさせてmentalをpositiveにもっていくことができるようになったと思います。ホントにそれだけで全くプレーに差がでるものですね。negativeになりかけると、ビンスの言葉が聞こえてくるんです。しかも英語で(笑)
ビンスは私に、positiveでいることの大切さはテニスだけじゃなく私の将来の仕事にも通じるものだと言っていましたが、本当にそのとおりですね。きっとこれからテニス以外でもnegativeになりかけたときにはまたビンスの言葉が聞こえてくるだろうと思います。そういう意味でも本当によい体験ができたなと思っています。
友子さんやビンスと過ごせたことで、決して旅行では知りえないcultural differenceを実感することができました。「オーストラリアが日本とどれほど違うか」ではなく、「日本がオーストラリア等の西洋文化とどれほど違うか」です。大切なのは外側から日本を見られるかという点にあるのだと思います。それができたら、日本人はたとえ日本人的な考え方をポリシーとしていてもオーストラリアにとけ込めるんだと思うんです。そちらに行ってとけ込めずにいる人は中心を日本からはずせなくて悩んでしまうんでしょうね。オーストラリアってこんなに違うんだぁって。中心をオーストラリアに移動させて、日本を外側からみてみたら自分のポリシーに関わらず、オーストラリア人と同じ視点にたてる。そうすれば、とけこみやすくなる・・・。
オーストラリアで過ごした間に、私が得たものは本当に大きなものです。友子さんが、日本人とオーストラリア人との間でいろいろ苦労して下さっているからこそこんな素晴らしい体験ができたのだと思います。本当にお世話になりました!