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井上 達也さん (仮名)2000年 8月15日から8月21日まで留学

ありがとうございました!

友子さん、こんにちは。15日から21日まで、本当にお世話になりました。とっても楽しい1週間でした。こんなに充実感いっぱいで、有意義に休暇を過ごせたのは初めてです。これも、友子さん、ビンスをはじめ、タツ、ヒデ、歩、きくちゃん、そしてカッちゃん、デビット、みなさんのおかげです。どうもありがとうございました。

テニスができたのは実質4日間だけでしたが、それでも収穫は十分ありました。オープンスタンスでのフォアハンド、プロネーションを使ったサーブなどは、自分のテニスのレベル向上にむけての大きな要素になると思います。また、普段の練習や試合の中で「あ、これは重要なことだな」と発見していながらも、意識の上では曖昧になって忘れかけていたことがいくつかあったのですが、レッスンの中に時々そういうことが出てきて(ラリー中のポジションの取り方とか、あとドライブボレーのように他人がやっていないことにトライすること等…)、ビンスのような“本物”の指導者に指摘されたことで、自分の意識の中にハッキリと植え付けることができました。
ただ、今から思うと残念だったこともあります。それは、いつもビンスの指導を「待っていた」ということです。色々教わりたいことがありながらも、いつも受け身の体勢でした。もし今度行く機会があれば、事前に「こんなことを教わりたい、こういう技術を身につけたい」というようなことを直接ビンスに伝えて、レッスンに取り組みたいと思い ます。

テニス以外のもう一つの収穫…、それはアカデミーで色々な人と知り合えたことです。タツ、ヒデ、歩、きくちゃんの4人の留学生は、本当にみないい子ばかりで、年下なのに、自分よりずっとしっかりしているなぁといつも感心していました。初日、僕がテニスセンターにスーツケースを抱えて到着した時に、クラブハウスから走って出てきて、みんなで出迎えてくれた時は、非常に感激しました。すぐに色々話し掛けてきてくれて、「少しでも早く慣れるように…」という心遣いが本当に嬉しかったです。
練習中も、ビンスの英語をすぐに訳してくれたり、色々と助けてくれて、一体どっちが年上なのかわからなくなるほどでした。友子さんとビンスの指導の成果だと思いますが、あの年齢でこういうことが自然にできるのは、とてもすばらしいと思いました。彼等は皆、まだこれからの子ばかりです。僕自身の二十歳前後の頃は、これといって目標もなくただ平凡に毎日を暮らしていたので、それぞれ目標を持って一つのことに取り組んでいる彼等がうらやましく思うとともに、その目標に少しでも近付けるように、くじけず頑張ってほしいと思っています。

又、同時期に来ていた祐作君にも色々と助けられました。彼の存在は非常に大きく、特に寮での生活や、ショッピングセンターでの買い物、バスの乗り方等事細かに教えてくれて、何一つ苦労することなく日々生活することができたのも祐作君のおかげです。帰国後、早速メール交換をしてしまいました。(しかもお互い仕事中に、会社のパソコンで…)フォアハンドを改造する決心がついた、と書いてありましたが、彼ならすぐにできることと思います。祐作君には、練習試合で4-6で負けことがヒジョーに悔しいのですが、そのうち絶対リベンジしてやります!

頭のいいカッちゃん、いたずら大好き少年デビットも僕の一週間の滞在を楽しいものにしてくれました。この先、二人はどのように成長していくのか楽しみです。その他、“アニョ”ことデビット、エディ、ブライアン、ギャリー、リック…、あまりコミュニケーションははかれませんでしたが、日本人以外の人とテニスをしたのは初めてでした。エディは、初めて対戦した外国人となりましたが、他国の人と試合ができたことも、とてもいい思い出です。またいつか対戦できればと思います。

本当に楽しく、幸せな一週間でしたが、一週間だけじゃ物足りなかったですね。やっと慣れてきたという頃にお別れという感じで…。やはり最低でも半月ぐらいは滞在していたかったです。まぁ、現実的には会社勤めをしていると無理なことなのですが…。そのうちまたいつか、再び行きたいと思っています。祐作くんもそう言っていました。その為に英会話を習いに行こうか…なんて漠然とですが考えていたりして。。。
歩ときくちゃんはそろそろ帰国する頃でしょうか?「またいつかいっしょにテニスしよう!」「メールもちょうだい!」と伝えて下さい。(僕のメールアドレス、教えてあげて下さいね。)

ほんとうに、楽しい一週間をありがとうございました。またちょくちょくメールさせて頂きます。HPの方も、毎日チェックさせて頂きますね。ビンスにもよろしくお伝え下さい。
それでは、、失礼いたします。