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春田 耕平さん 1999年 3月から 4月まで留学

 この一ヶ月間、色々お世話になりました。最初の頃は、帰りたいと思うこともありました。でも日がたつにつれて毎日が楽しくなり、もっといたいと思うようになりました。テニスはもちろんですが、人との出会いがこれほどすばらしいと思ったことはありません。僕は初めて外国に行ったのですが、そのとき思ったことは、年齢に関係なく呼び捨てであるということです。当たり前のことなのですが、そのことが人々を友好的にさせるのかと思います。ビンスが最後に30球の球出しをやってくれたとき、泣きそうになってしまったったので、別れるまでビンスの顔を見ることが出来ませんでした。たった一ヶ月のテニスキャンプでしたが、ここまで自分の心を奮い立たせることが出来たこのオーストラリアに、また行きたいと思っています。テニス以外の面でも僕も面倒を見るのは非常に大変だったと思いますが、もし良ければまたそちらに行っても良いですか?

 とりあえずこの一年は日本でやるべき事をやって、来年行けたら行きたいと思っています。英語も勉強したいし、テニスももっと強くなりたい。(僕がとも子さんにテニスでいけるところまでいきたいと言ったときに、歓迎してくれたことがうれしかったです。日本では、この年齢では無理だといわれます。)今まで敷かれたレールの上を通っていたのですが、オーストラリアでは毎日が心臓がどきどきするくらいでした。本当に生きている、という気がしました。本当にありがとうございました。